Inspiron 14 5000(5480)のストレージ容量が、256GBと少ない。

 

普通に使う分には、足りますが、
動画編集などやり始めたら、明らかに容量不足に陥る。

 

そこで、Inspiron 14 5000(5480)にSSDを増設したくて、
分解してみました。

 

 

ものすごい拡張性があるノートパソコンなので、
モンスターマシンに化ける可能性があります(笑)

 

ぜひ、最後までご覧になって下さい。

 

Inspiron 14 5000(5480)に増設可能なSSDとメモリの仕様

SSDとメモリの増設を行なう為に、
Inspiron 14 5000(5480)の仕様を把握しておきます。

Inspiron 5480 設定と仕様

 

 

Inspiron 14 5000(5480)の他の細かいスペックは、
以下の記事も参考にして下さい。

 

 

M.2 2230/2280

PCIe Gen3 x4 NVMe対応のM.2 2230/2280のスロットが搭載。
デフォルトで、M.2 2230サイズの256GBのSSDが搭載されていた。

 

仕様上では、最大512GBまでと書かれているけど、
おそらく、これはM.2 2230サイズのSSDの場合だと思います。

 

M.2 2280サイズの場合、1TBのSSDでも普通に使えます。

 

こちらのSSD「TS1TMTE220S」だと、動作報告あり。

 

 

SATAの2.5インチ

また、上記とは別にSATAの2.5インチSSDも搭載可能。

 

こちらの2.5インチSSD「WDS100T2B0A」で、動作確認しました。

 

 

DDR4-2666対応SODIMM

搭載メモリスロットは、ノート用SODIMMでDDR4-2666に対応するけど、
第8世代インテルCoreプロセッサーの場合は2400MHzで機能する。

 

最大メモリ容量は、を32GB(16GB×2)です。

 

こちらのメモリ「SP008GBSFU266B02」あたりがオススメ。

 

 

Inspiron 14 5000(5480)の分解手順

一応、Dellがマニュアルを用意してくれている。

Inspiron 5480 サービスマニュアル

 

 

今回は、メモリ不足は感じないので、
2.5インチのSSDを増設するだけにします。

 

事前に、パソコンをシャットダウンして、
ACアダプタも抜いておいて下さい。

 

 

まず、本体の裏面のネジ9本を外します。
赤〇のネジは、裏蓋から完全に外す事はできません。

 

 

この3本のネジが付いた状態のまま、裏蓋が下に来るように反転させる。

 

 

そして、ディスプレイを開いて下さい。

 

 

隙間に、プラスチックのカードを差し込んで裏蓋を開けていく。
奥のヒンジに近い部分から、開けていくのがやりやすい。

 

 

裏蓋を取った状態です。

 

 

バッテリーからの電源供給を遮断する為に、
右下にある、「MB」と書かれた黒いテープを手前に剥がします。

 

 

すると、接合部が露出するので、
白いプラスチック部分に爪を引っ掛けて、
下方向にスライドして、バッテリーケーブルを抜く。

 

 

これで、バッテリーからは電源供給されません。
念の為、電源ボタンを5秒間押し続けて
コンピューターを接地させ、待機電力を放電させます。

 

 

左下に2.5インチのSSDを収めるブランケットがあります。
「インタポーザ」と呼ばれるケーブルがあるので、
下側の穴から、引っこ抜く。

 

 

ブラケットにある、4箇所のネジを外します。

 

 

ブラケットを取り外し、矢印のある側面から、
シートを剥がします。

 

 

「インタポーザ」を使うので、穴から抜いておく。

 

 

「インタポーザ」のSATA接続端子と2.5インチSSDを繋ぎます。
ブラケットには、このように裏面が表向きのまま取り付けないと、
ケーブルの長さが足りなくなるので、注意!

 

 

ブラケットのネジ4本を外しておく。

 

 

ブラケットとSSDは、先ほどのネジで固定して、
ノートパソコン本体に戻して、ネジで固定する。

 

 

マザーボードのコネクタにある、ラッチを垂直に開き、
そこに、ケーブルを奥まで差し込みます。

 

 

その状態で、ラッチを水平に倒して固定する。

 

 

これで、あとは忘れずに、
バッテリーケーブルを挿します。

 

 

ネジは使わずに裏蓋を閉じたら、反転させてディスプレイを開き、
外周に沿って、上から指で圧をかけていけば、
カチカチとハマっていきます。

 

 

最後に、裏蓋のネジを全部締めます。

 

 

分解を行なう上で、気を付けるポイント

Inspiron 14 5000(5480)の分解を行なうにあたり、
気を付けるべきポイントを話しておきます。

 

まず、裏蓋を開けたら一番最初に、
バッテリーケーブルを外す事。

 

これを忘れると、危険です。

 

また分解すると、メーカー保証を受けられなくなるので、
初期不良がない事を確認した後で、分解しましょう。

 

 

まとめ

Inspiron 14 5000(5480)のSSDとメモリの増設は、
意外と簡単ですよね?

 

他のノートパソコンだと、SSDの増設じゃなくて、
スロットひとつしかなくて、SSDの交換になったりします。

 

 

そうなると、「SSDのクローンを作成して・・・」
という面倒くさい事をしないといけない。

 

でも、Inspiron 14 5000(5480)の場合は、
SSDの「増設」ができるので、挿すだけでOKです。

 

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自分で増設すれば、コスパ最強のノートPCへと変貌する。

 

そんなロマン溢れるマシンと言えます。

 

 

Inspiron 14 5000(5480)の詳細は、
こちらの記事も参考にして下さい。