5分でわかる!Audacityでノイズ除去する設定方法

意気揚々と値の張るマイクで録音して再生すると、
実は、案外ノイズが入っている事があります。

 

「ザラザラ」「ブツブツ」「プチプチ」などのノイズに加え、
「サーッ」というホワイトノイズも録音される事があります。

 

 

「こんなに高いマイクなのに、なんでだー!」
という悲鳴を上げたくなる気持ちはわかります。

 

これは、あなたのPC環境などの問題もありますから、
マイクの問題ではない可能性を考えなくてはいけません。

 

 

ただ、PCを買い替えるのは現実的ではありませんよね?

 

なぜなら、パソコンを変えてもノイズが改善されなかったら、
明らかに無駄な出費になってしまいます。

 

こうなると、一番手っ取り早いのは、
ソフトを使ってノイズ除去を行なう事ではないでしょうか?

 

有名なソフトに「Audacity」というものがあります。

このソフトを使って、「ノイズを除去する設定方法」を説明したいと思います。

 

5分でわかる!Audacityでノイズ除去する設定方法

「Audacity」を起ち上げ、録音するなり、
音声ファイルをドラッグアンドドロップするなりします。

 

喋っていない無音部分を範囲指定します。

 

「エフェクト」→「ノイズの除去」をクリックする。

 

「ノイズプロファイルの取得」をクリックする。

 

次に、ノイズを除去する範囲を指定します。
全体のノイズを消す場合は、波形をダブルクリックすれば、
全体を範囲指定できます。

 

「エフェクト」→「ノイズの除去」をクリックする。

 

「OK」をクリックする。

ノイズの除去(db)・・・数値を大きさに比例してノイズが除去されます。
感度・・・数値を大きくするほど、元のノイズに近い音が除去されます。
周波数平滑化(バンド)・・・元音とノイズの周波数の境界を滑らかにする。基本的に0で良い
現象・・・「減少」の誤訳。ノイズを除去する時にチェックする。
残存・・・ノイズを残す時にチェックする。

 

ノイズ除去が行なわれました。

 

実際に「再生」して、ノイズが消えているか確認しましょう。

 

「ファイル」→「オーディオの書き出し」

 

必要に応じて、ファイル名やファイルの種類や品質などを変更して、
「保存」をクリックする。

 

「OK」をクリックする。

 

「Audacity」でノイズを消すと、音に違和感が・・・

軽めにノイズ除去をしたぐらいでは、そんなに違和感はありませんが、
かなり強めにノイズ除去をすると、音が歪んだりハウリングしたりします。

 

複数回、ノイズ除去を行なうと明らかに音がおかしくなる。

 

なるべく、ノイズ除去を行なう回数を減らして、
音に違和感がないように仕上げましょう。

 

例えば、音量を上げる為に「増幅」も行なう場合は、
最初に「増幅」して、その後に「ノイズ除去」を行なうと、
ノイズを消す工程が1回で済みます。

 

 

まとめ

「5分でわかる!Audacityでノイズ除去する設定方法」を解説しました。

 

 

おそらく、ほとんどの場合は、

音量を上げる工程とノイズ除去の工程が必要になると思います。

 

 

あまりに、イジリすぎると機械のような音声になったりしますから、

ノイズは、録音時に対策するべきですね。

 

録音時にノイズが少ないと、ノイズ除去も軽く加工するだけで済み、

音の劣化を抑える事が可能です。

 

 

なので、私はダイナミックマイクと

オーディオインターフェースを購入しました(笑)

 

 

値段はかなり高く付きましたが、どのくらいノイズが改善されるのか、
今から楽しみです。