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AMD「Ryzen 7」が2017年3月3日に発売します。
AMDのAPUである「Bristol Ridge」が先にリリースされるはずが、
自作市場には供給されなかった為、待ちに待っての真打ち登場となります。
2014年1月14日のAPU「Kaveri」の登場から、実に3年以上が経ち、
「Ryzen」で、ようやく大幅な性能向上がされました。
ここ数年は、Intelに市場を独占され、
好き勝手されてきましたが、「Ryzen」の投入で
そのパワーバランスが逆転するとも言われています。
目次
「Ryzen 7」のラインナップとスペック
「Ryzen 7」のラインナップは、3種類になります。
・Ryzen 7 1800X
・Ryzen 7 1700X
・Ryzen 7 1700
XFRという機能で、お手軽OCも可能な高性能CPUとなっています。
CPU名に「X」が付くものは、
XFRで+0.1GHzのオーバークロックが可能になる。
CPU名が「無印」のものは、
XFRで+0.05GHzのオーバークロックが可能になる。
(出典:4Gamer)
無印の「Ryzen 7 1700」を含む全てのラインアップで
オーバークロックが可能となっています。
ですから、X付きの高いモデルを
あえて購入する必要はないかもしれませんね。
「Ryzen」AM4に対応するCPUクーラー
「Ryzen」のAM4ソケットに対応するCPUクーラーを紹介します。
「Ryzen 7 1800X」や「Ryzen 7 1700X」のX付きモデルでは、
CPUクーラーが付いていませんので、必要になります。
「Ryzen」に対応するマザーボード
「Ryzen」に対応するマザーボードも同時に発売されています。
チップセットとしては、5種類ほどあるようですが、
発売と同時に販売されるのは、「X370」「B350」の二つだけです。
【Ryzenに対応するチップセット】
・X370
・B350
・A320
・X300
・A300
「A320」では、オーバークロックができないので、
「Ryzen 7 1800X」や「Ryzen 7 1700X」のX付きモデルを購入する方は、
「X370」「B350」のどちらかを選択しましょう。
Ryzenには内蔵グラフィックはありません
「Ryzen」はCPUなので、内蔵グラフィック(GPU)が非搭載です。
その為、モニターにパソコン画面を表示するのに、
外付けのグラフィックカードが必要になります。
「NVIDIA」か「Radeon」のどちらかのグラフィックカードも
購入するのを忘れないで下さい。
発売したばかりで、まだ不安定らしい
「Ryzen 7」は発売されたばかりの為、マザーボードのBIOSも
まだまだ未完成の模様です。
そんな中、MSIの「B350 TOMAHAWK」が安定稼働しているらしい。
どうやら、Ryzenのリファレンスボードであるという噂があります。
どのマザーボードが良いか決めかねている方は、
安定稼働の実績のある「B350 TOMAHAWK」が良いかもしれません。
まとめ
私も、「Ryzen 7」が欲しいのですが、
KabyLakeを購入したばかりなので、購入できません。
でも、ものすごく欲しいのでポチッてしまうかもしれません(笑)
「Ryzen」の懸念材料としては、まだBIOSが成熟してないようなので、
しばらくは、人柱的な感じで使う事になると思います。
仕事で使うメインマシンに導入するには、
もう少し様子をみたほうが良いと思われます。
それでも、ここまでワクワクするCPUは久しぶりです。
本当に良いCPUをAMDは世に送り出したと思います。
今後のIntelとAMDの戦いが楽しみですね。