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Kabylake用マザーボード「GA-B250M-D3H [Rev.1.0]」のレビューをします。
「Pentium G4620」のレビューは、前の記事でやりました。
実はその時に、PCの自作工程を載せるのを忘れてました(笑)
なので今回、PCの組み立て工程の様子もお届けしますね。
PCの組み立て工程
まず、軽くパソコンの構成を紹介しておきます。
項目 | 構成 |
---|---|
CPU | Pentium G4620 |
マザーボード | GA-B250M-D3H [Rev.1.0] |
メモリ | CMK16GX4M2A2666C16 DDR4-2666 8GB×2 |
ストレージ | ・PX-256M6V
・ST2000DL003 |
搭載OS | Windows 10 Pro 64bit |
グラフィックカード | - |
電源 | IN WIN IP-P300HF7-2 |
PCケース | VSK2000-U3 |
こちらが、実際に組み込むCPUとマザーボードになります。
GA-B250M-D3H [Rev.1.0]の付属品一式
マザーボードとCPU以外は流用したので、すでに装着済みの状態です。
CPU「Pentium G4620」と純正ファンですが、
グリスは、最初からファンに塗られています。
「Pentium G4620」を拡大してみました。
この左下の三角マークを目印にして、マザーボードに取り付けます。
ソケットの上に、CPUを置きます。
カバーを降ろし、CPUを固定します。
CPUクーラーを上に置き、プッシュピンで対角線上に固定していく。
マザーボードの裏面から、プッシュピンが4本とも飛び出ているか確認しましょう。
CPUクーラーがきちんと固定されているようなら、
マザーボードにCPUクーラーのファン電源を挿して下さい。
メモリやフロントパネルの端子類や電源などを
マザーボードに装着して下さい。
あとは、コード類をきれいにケース内に納めたら完成です。
GA-B250M-D3H [Rev.1.0]のドライバインストール
Windows 10 Pro(64bit)をインストールした段階では、
「PCIシンプル通信コントローラー」のみドライバが当たっていません。
そこで、ドライバをGIGABYTEの公式サイトからダウンロードします。
PCのOSを選択し、「Chipset」を選択して、
「Intel Management Engine Interface」をダウンロードして下さい。
ダウンロードしたファイルを解凍したら、
その中にある「MEISetup」をダブルクリックします。
インストールが終わったら、「完了」をクリック
デバイスマネージャーを開き、ほかのデバイスが消えているのを確認。
「システムデバイス」をダブルクリック
「Intel Management Engine Interface」が認識されているのを確認。
GA-B250M-D3H [Rev.1.0]の問題点
まず、日本語マニュアル付きと外箱に書いてありますが、
非常にショボいペラ紙が1枚入っているだけで役に立ちません。
PC自作初心者できちんとした日本語マニュアルを期待するなら、
ASUSやMSIだと日本語マニュアルも充実しているので、
そちらを購入するのがよろしいかと思います。
それと、PCI Express端子の拡張カードをPCに固定する場所に、
コンデンサが並んでおり、非常に邪魔です。
カードの形状によっては、付けられない可能性もあります。
もうちょっと、配置を考えてもらいたい。
最後に、ファンの制御がイマイチです。
簡単に言うと、かなりファンの音がうるさいのです。
サイレント設定にしても、頻繁に回転速度が変わるから、
すごい気になります。
解決策は、全てマニュアルでファンの回転数を設定する事です。
そうすれば、許容範囲内のファン音に収まります。
しかし、どう設定しても、
ファンの初動の一瞬だけは、フルパワーで駆動するようで
起動時やスリープ復帰時などに、毎回「ウォーン!」と唸りを上げます。
おそらく、PWMとDCに対応するハイブリッド式ファン端子という事なので、
PWMとDCの自動検知するまでのわずかの間だけ、
フルパワーで駆動してしまうのだろうと思われる。
まとめ
GA-B250M-D3H [Rev.1.0]は、もの自体は悪くないと思います。
DisplayPortも搭載していますからね。
しかし、いろいろとツメの甘さを感じるマザーボードでもあります。
私が、GIGABYTE製のマザーボードを購入したのは
今回が初めてだったわけですが、結構期待ハズレな印象です。
GIGABYTEに、かなり期待して購入したというのもありますが、
やはり、ASUSと2強だった昔ほどの力はもうないのかもしれませんね。